メモメモ

ちょりょと韓王。

・親子３代、尚国として韓王に仕えている張家
・前韓王に張平が仕えてて、落城時に王は処刑
・若い現韓王即位
・秦の属国になるどさくさの中で張平過労死
・ちょりょはその時点ではnot張家の主
・弟が病死
・復讐の旅へ
・始皇帝が死ぬ
・群雄割拠、韓王の元に戻って再興を目指す
・沛の劉邦に協力(一緒に秦軍を倒したって功績にありつければウマー)
・劉邦左遷
・韓も協力者と疑われて韓王が項羽に殺される
・ちょりょ漢中に亡命
・韓王信を次の王に
・漢が中原を統一
・韓王信が裏切って匈奴へ亡命
・韓王家の実質的な断絶
・劉姓が韓王に
・もうおれ仙人になるお


おっさんと彼、って括りでばかりクローズアップされがちだけど、張良と韓王家って括りでみるとなんとも報われない話である。
そこからの視線で見てみると、なんで処世にも長けてた頭の良いこの人が現実逃避の道家に晩年に向けてずぶずぶハマっていっちゃったんだろう？て違和感がキレイさっぱり払拭されちゃうわけで。
どこまでもおっさんたちとはギブアンドテイクの協力者同士であり、守りたい、とか自分のせいで主は殺されちゃった、とかこの手で再興したいとか…人間らしい心の部分で彼を動かしていた原動力は「漢王」じゃなくて「韓王」だったのかなぁ…なーんて、最近気付いたのでした。
しかしそれでは淋し過ぎるなぁ…うーん…もうちょっと夢の見られる張良さんへのアプローチの仕方はないものか。